HX3671/23とHX3671/33の違いを比較しました♪
「フィリップスのソニッケアー3100シリーズは種類が多くて迷う」「歯周ケアにも興味あるし、ステイン(着色汚れ)も落としたいけれど、どっちがいいんだろう?」という疑問を抱えていませんか?
本記事では、電動歯ブラシ初心者の方でも分かりやすいように、それぞれの特徴や選び方を丁寧に解説しています。
結論から言うと、以下のように考えてみてください。
- 歯肉ケアや矯正器具まわりの掃除を重視するなら「HX3671/23」
- コーヒーなどによる着色汚れ(ステイン)を落として白さを保ちたいなら「HX3671/33」
ここからは、違いを4つのポイントに絞って分かりやすく解説していきます。


HX3671/23とHX3671/33の違いを比較
まず、両モデルの違いを大まかにまとめると以下の4点です。
- ブラシヘッドの設計思想
- 広い範囲を一度に磨くか、ステインを重点的に落とすか
- 価格差
- HX3671/23のほうがやや高い傾向、HX3671/33が安めだがセールで変動する
- 長期使用時のランニングコスト
- ブラシヘッドの単価と摩耗速度が違う
- 臨床的メリットの方向性
- 歯周ケアと複雑な歯列対策か、着色除去か
比較表にすると以下のようになります。
HX3671/23 | HX3671/33 | |
---|---|---|
ブラシヘッドの特徴 | クリーンプラスヘッド:毛束が密集し、1回のストロークで広範囲を磨きやすい | ホワイトプラスヘッド:先端が菱形加工され、コーヒーや紅茶などのステインを落としやすい |
価格帯(楽天目安) | 約7,280円~8,200円前後 | 約6,279円~7,000円前後 |
臨床的メリット | 歯肉ポケットや矯正器具まわりのケアに強く、歯周病予防も意識しやすい | コーヒーや紅茶、タバコのヤニ汚れなど、エナメル質表面の着色を日々落としやすい |
年間ランニングコスト | ブラシ単価約2,200円。毛束が多めで摩耗しにくいとされ、交換サイクルをやや延ばせる可能性もあり | ブラシ単価約1,800円。ステインを落とすため毛先が細かく、やや摩耗が早い。3か月程度での交換がおすすめ |
では、一つずつ詳細をみていきましょう。
ブラシヘッドの設計思想
HX3671/23は歯周ケアに配慮した広域清掃ヘッド
クリーンプラスヘッドは毛束が密集しており、歯肉ポケットやブリッジ・矯正器具がある箇所にも効率的にアプローチできる設計です。
特に「歯ぐきが弱いかも」「複雑な歯列構造だけど、短時間でムラなく磨きたい」という方から好評。

HX3671/33はステインケアにこだわったホワイトプラスヘッド
先端が菱形に加工され、日々の歯磨きでエナメル質を傷つけにくく着色汚れを掻き取ることに特化。
コーヒーや紅茶を頻繁に飲む方や、タバコのヤニ汚れが気になる方におすすめです。
「エナメル質」は歯の表面の硬い層のことですが、実は強い研磨剤や過度な力でのブラッシングで傷がつく恐れもあります。
ホワイトプラスヘッドはその点にも配慮されています。
価格差
HX3671/23は楽天市場で7,280円、Amazonで8,233円程度とやや高め。
HX3671/33は6,279円程度とやや安めですが、Amazonだとショップごとの値動きが大きいことも多いです。



実店舗だと歯科医院の推奨でHX3671/23が優勢な場合がある一方、ステインケア推しでHX3671/33を勧める量販店もあります。
価格面で迷うなら、ポイント還元やクーポンを意識してみると差が縮まることも多いですよ。
長期使用時のランニングコスト
- HX3671/23(クリーンプラスヘッド)
- 1本あたり2,200円前後、毛束密度が高く摩耗しにくいとの声もあり、3~4か月おきの交換が推奨されます。
- HX3671/33(ホワイトプラスヘッド)
- 1本あたり1,800円前後、ステイン除去特化のため毛先の加工が精密で、交換サイクルは3か月ほどが望ましいとされています。



年間2~3本の交換が基本ですが、ハードにブラッシングする人は摩耗が早いかもしれません。
セール時にまとめ買いしておくと割安になることも多いので、要チェックですね。
臨床的なメリットの方向性
- HX3671/23:歯周病や矯正、ブリッジなど歯茎に関連した悩みがある方に最適。歯周ポケットケアやインプラント術後ケアにもよく使われる印象です。
- HX3671/33:コーヒーや紅茶、タバコなど着色汚れが気になる人に最適。ホワイトプラスヘッドが日常的にステインを落としてくれるため、歯の見た目を重視したい方に人気。



違いのポイント
広域清掃が強みの「HX3671/23」と、ステイン除去が強みの「HX3671/33」。
基本的な動作は同じでも、ブラシヘッドが変わるだけで得意なケア領域が変わるのがソニッケアーの面白いところですね。
価格はHX3671/33のほうが安い傾向にありますが、セール期間によっては逆転することもあるため、複数のショップをチェックするのが賢明です。
HX3671/23とHX3671/33の共通点は?
両モデルとも基本仕様は共通しており、次のポイントをすべて満たします。
- 高速音波振動と音波水流で歯垢をしっかり除去
- 過圧防止センサー&2分間スマートタイマー搭載
- 握りやすいスリム形状&軽量設計
- 矯正治療中でも磨きやすい設計
同じソニッケアー3100シリーズなだけあって、「音波振動」を使いこなす基本性能は両方とも折り紙付き。
初めて電動歯ブラシを使う方でも、手磨きよりはるかに手軽に歯間の汚れを落とせる仕組みになっています。
高速音波振動と音波水流で歯垢をしっかり除去
「音波振動」とは、毎分3万回以上もの高速ブラッシングが起こす細かい振動です。
この振動が唾液や歯磨き粉の泡と組み合わさり、「音波水流」と呼ばれる微細な水流を作り出して歯周ポケットや歯の隙間の汚れを浮かせてくれます。



過圧防止センサーや2分間スマートタイマー
歯ぐきを傷める一因に「強く磨きすぎ」があります。
ソニッケアー3100シリーズはいずれも過圧防止センサー付きで、圧がかかりすぎると自動で振動数を落とすしくみ。
さらに、2分間で自動停止するスマートタイマーと、30秒ごとの合図(カドペーサー)があるので、自然と推奨のブラッシング時間を守りやすくなります。
持ちやすいスリム形状&軽量設計
直径26mm、重量約97gというスリムボディは、意外なほど扱いやすいサイズ。
お子さんや高齢のご家族でも苦にならず使えるのがメリットです。旅先にもサッと持ち運べるのが便利。
矯正治療中でも使いやすい設計
ブラケットが付いていると手磨きで落としきれない部分が増えがちですが、音波水流なら歯と器具の隙間まで届きやすいです。
歯科医院でも術後ケアとして推薦される理由の一つですね。
HX3671/23はこんな人におすすめ
- 歯周病・歯肉ポケットのケアを優先したい方
- 矯正器具やブリッジがあり、磨き残しが多くなりがちな方
- インプラント術後など、自宅でプロ並みにケアしたい方
- 多少価格が上がっても歯周ケア効果を重視したい方
- 広い範囲を一度に磨くクリーンプラスヘッドに魅力を感じる方


HX3671/33はこんな人におすすめ
- コーヒー・紅茶・赤ワインなどステインリスクが高い飲み物をよく飲む方
- タバコのヤニ汚れを自宅ケアで落としたい方
- ホワイトニングまではしなくても、毎日のブラッシングで着色を少しずつ落としたい方
- 比較的、価格を重視して選びたい方
- ホワイトプラスヘッドの菱形毛先で効率よくステイン除去したい方


HX3671/23とHX3671/33の違いと比較のまとめ
最後に、ポイントをもう一度コンパクトに整理します。
- ブラシヘッド
- HX3671/23=クリーンプラスヘッドで歯周組織ケアが得意
- HX3671/33=ホワイトプラスヘッドで着色汚れに特化
- 価格傾向
- HX3671/23のほうがやや高い。ただしセールやクーポンで逆転もよくある
- ランニングコスト
- HX3671/23のブラシは2,200円前後で摩耗しにくい
- HX3671/33のブラシは1,800円ほどで少し安いが摩耗がやや早い
- どんな人向き?
- 歯周病・矯正・ブリッジを重視ならHX3671/23
- コーヒーやタバコによるステインケアならHX3671/33
電動歯ブラシの詳細ページでは、期間限定セールやクーポン配布がある場合も多いので、最新価格をチェックすると賢くお買い物できます。
迷ったときは、一度歯医者さんで歯周状況を相談してから選ぶのもアリです。
ぜひ、自分の悩みを解決してくれるモデルを選んで、毎日のブラッシングをより快適にしてくださいね。



