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【違いは6つ】REGZA 55Z870Nと55Z870Mの違いを徹底比較|後悔しない選び方と口コミ評価まとめ

REGZA 55Z870Nと55Z870Mの違い

テレビの買い替えを検討している方の中には、「55Z870Nと55Z870Mの違い」が気になって検索された方も多いのではないでしょうか。
どちらも東芝のREGZAシリーズ
に属するハイエンド液晶テレビですが、見た目はそっくりでも、中身には意外と違いがあります。

「画質や音質にどのくらい差があるのか?」「タイムシフト録画機能はどう進化したの?」「背面端子の違いって何か影響ある?」など、気になる点は尽きませんよね。
さらに、実際に使った人の口コミも参考にしながら、自分にとって本当に満足できるモデルを選びたいはずです。

この記事では、REGZA 55Z870Nと55Z870Mの違いを徹底的に比較しながら、選び方のポイントをわかりやすくご紹介します。
スペックや機能の差はもちろん、リモコンや接続端子など細かい部分にも触れながら、あなたにぴったりの1台を選ぶためのヒントをまとめました。

「どっちが自分に合ってる?」と迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むとわかること
  • 55Z870Nと55Z870Mのスペックや機能の違い
  • タイムシフト録画やゲーム性能など各用途に向いたモデルの選び方
  • 音質や映像処理、リモコンなど使用感に関する違い
  • 実際の口コミや価格差から見るコストパフォーマンスの比較
目次

55Z870Nと55Z870Mの違いを徹底比較!

違いを徹底比較
  • 新旧モデルの発売年と東芝REGZAの位置づけ
  • Mini LEDパネルの進化と画質の差
  • レグザエンジンZRの性能差と映像処理の違い
  • 音質性能の違いと内蔵スピーカーの構成比較
  • リモコン機能とBluetooth対応の有無

新旧モデルの発売年と東芝REGZAの位置づけ

「55Z870N」は2024年モデル、「55Z870M」は2023年モデルとして発売されたREGZAのハイエンド液晶テレビです。
どちらも東芝映像ソリューション(TVS REGZA)から販売されており、シリーズとしてはZ870ラインに属しています。

Z870シリーズは、東芝REGZAの中でもMini LEDを搭載した上位機種です。
同ブランドでは、有機ELモデルやスタンダードな液晶モデルも展開されていますが、Z870シリーズは明るさ・コントラストの表現力を重視した液晶テレビとして位置づけられています。

55Z870MはZ870シリーズの初期モデルであり、Mini LEDと量子ドットを採用した先進的な映像技術が注目されました。
しかし、翌年に登場した55Z870Nでは、さらにパネル輝度や機能面での進化が見られ、まさに「正統進化モデル」として設計されています。

このため、REGZAシリーズの中で「Z870Mは高コスパの旧型」、「Z870Nは最新技術を盛り込んだ現行型」として明確な役割を持っています。
テレビを新しく購入する方だけでなく、1~2世代前のREGZAからの買い替えを検討している方にも、Z870シリーズは有力な選択肢となるでしょう。

Mini LEDパネルの進化と画質の差

Z870NとZ870Mの最大の違いの一つが、Mini LEDパネルの性能です。
Z870Nでは新開発のMini LEDパネルモジュールが採用され、従来比で約1.3倍の輝度を実現しています。

この違いにより、Z870Nでは明るいシーンの映像がより鮮明に表示され、暗部の黒もより深みのある表現が可能になります。
Mini LEDはLEDバックライトの制御エリアが細かく、多数の小型LEDで構成されているため、コントラスト表現に優れた技術です。

Z870MでもMini LEDは搭載されていますが、パネルモジュール自体はZ870Nのような最新設計ではありません。
特にHDR映像や映画など、明暗の差が激しいシーンでは、Z870Nの方が映像の立体感に優れています。

ただし、Z870Mでも通常の4K放送や地デジを見る分には十分な明るさとコントラストを備えており、「そこまで高画質にこだわらない」という方にとっては、大きな差には感じられないかもしれません。

価格差を考慮すると、Z870Nは画質重視の方向け、Z870Mはコスト重視の方向けという選び方が適しているでしょう。

レグザエンジンZRの性能差と映像処理の違い

Z870NとZ870Mの両モデルには、REGZA独自の映像エンジン「レグザエンジンZR」が搭載されています。
ただし、Z870Nには最新の2024年版、Z870Mには2023年版が採用されており、処理能力や対応機能に明確な違いがあります。

最新のZ870Nでは、AIを活用した高画質処理がより進化しました。
具体的には、美肌補正を行う「美肌AIフェイストーン」、圧縮ノイズを抑える「ネット動画AIビューティ」、地デジ映像の最適化を行う「地デジAIビューティ」など、用途に応じた映像処理機能が追加・強化されています。

これらの処理により、Z870Nではネット動画や地上波の映像も、より滑らかでリアルな質感に調整されます。
特にNetflixやYouTubeなどの動画視聴が多いユーザーにとっては、恩恵が大きいでしょう。

一方、Z870Mの映像処理も決して劣っているわけではなく、一般的な4K視聴では十分な性能を持ちます。
ただし、AIによる最適化技術の有無が細部の映像に影響を与えるため、「常に最高の画質を求める」方にはZ870Nの方が向いています。

音質性能の違いと内蔵スピーカーの構成比較

音質面でもZ870NとZ870Mには細かな違いがありますが、両モデルとも「レグザ重低音立体音響システムZ」を搭載しており、60Wのマルチアンプ駆動による迫力あるサウンドを実現しています。

Z870Nでは、スポーツ視聴に適した「スポーツモード」が新たに搭載され、歓声や実況の臨場感がよりリアルに再現されるようになっています。
また、ドルビーアトモス対応は両モデル共通で、サラウンド感のある立体音響は、映画やライブ映像との相性が抜群です。

スピーカーの数や出力は大きく変わりませんが、Z870Nではチューニングや音響モードの最適化が進んでおり、シーンに応じた音の調整がしやすくなっています。

一方で、Z870Mも従来機としては十分な音質を持っており、外部サウンドバーがなくても高品質なサウンドが楽しめる設計になっています。
そのため、音質面での差は劇的ではありませんが、「より臨場感を重視したい」「スポーツ観戦をよくする」方にはZ870Nが適しています。

リモコン機能とBluetooth対応の有無

Z870Nでは、リモコンの接続方式が大きく進化しています。
従来の赤外線方式に加えて、Bluetoothに対応したことで、テレビにリモコンを直接向けなくても操作が可能になりました。

これにより、例えばシアターバーや家具でテレビの受光部が隠れていても、ストレスなくリモコン操作ができます。
また、Z870Nのリモコンには12個のVODダイレクトボタンが搭載されており、NetflixやDAZN、NHKプラス、バンダイチャンネルなどのサービスにワンタッチでアクセスできるのが便利です。

一方で、Z870Mのリモコンは赤外線方式のみで、ダイレクトボタンの数も少なめです。
My Choiceボタンで機能のカスタマイズはできますが、使い勝手という面ではZ870Nの方が一歩進んでいます。

ただし、Bluetoothリモコンは人によって「誤操作しやすい」と感じることもあります。
そのため、操作の安定性を重視する方にはZ870Mのリモコンが合う場合もあります。

いずれにしても、利便性やVOD中心の使い方をする方にはZ870Nのリモコンが魅力的です。
ネット動画をよく視聴する方にとっては、大きな利点になるでしょう。

55Z870Nと55Z870Mの違いから選び方を解説

違いから選び方を解説
  • タイムシフトマシンの録画対応の差とは
  • ゲーム用途に最適なモデルはどっち?
  • 背面端子の数や配置の違いをチェック
  • ネット動画操作性とVOD対応の違い
  • 実際の口コミで見る満足度と不満点
  • 消費電力・省エネ性能の違いを比較
  • 型番ごとの価格差とコスパの判断基準

タイムシフトマシンの録画対応の差とは

REGZAシリーズを検討するうえで、タイムシフトマシン機能の有無や性能は非常に重要です。
55Z870Nと55Z870Mの両モデルとも、地デジ番組を最大6チャンネル同時に全録できる「タイムシフトマシン」に対応しています。

この機能は、チャンネルを問わず自動的に番組を録画してくれるため、後から好きな時間に視聴することが可能です。
見たい番組を録り逃す心配が減る点で、非常に利便性の高い機能と言えます。

ただし、Z870Nでは「番組こねくと」機能が新たに搭載され、録画した番組の関連コンテンツをVODサービスで探すことが可能になりました。
これにより、見逃した回をすぐに配信で見つけたり、関連番組を続けて楽しんだりする導線が整っています。

また、「推し活リスト」機能もZ870Nのみに実装されています。
好きなアーティストや俳優の出演番組を自動でリストアップできるため、録画管理がさらに快適になります。

一方、Z870Mは基本的な録画機能が中心で、こうした新しい視聴支援機能には対応していません。
そのため、シンプルに全録機能を使いたい方にはZ870Mでも十分ですが、より進化した録画体験を求めるならZ870Nがおすすめです。

ゲーム用途に最適なモデルはどっち?

ゲームプレイを重視するなら、Z870Nのほうがより多機能で快適な体験が期待できます。
Z870Nはゲーム用途に特化したいくつかの新機能が追加されており、特に144Hzリフレッシュレート(※55型は120Hz)に対応した点が注目されています。

このリフレッシュレートにより、FPSや格闘ゲームのように反応速度が求められるジャンルでも、滑らかでブレの少ない映像が楽しめます。
また、「ゲームスムーズモード」や「ゲームセレクト」など、ジャンル別の最適設定を選べるメニューが用意されているのも大きなポイントです。

応答速度も約0.83msと非常に短く、操作と画面表示のズレがほとんど感じられません。
さらに、照準のカスタマイズや暗部ガンマの調整も簡単に行えるため、eスポーツ的なプレイにも対応しやすくなっています。

Z870Mでも基本的なゲームモードは搭載されており、4K120p入力やVRR、ALLMといったスペックは対応しています。
ただし、細かいカスタマイズや操作性ではZ870Nに軍配が上がります。

最新のゲーム機(PS5、Xbox Series X|S)で性能をフルに活かしたい方には、Z870Nが最適な選択です。
一方で、軽くゲームを楽しむ程度なら、コストを抑えたZ870Mでも満足できるでしょう。

背面端子の数や配置の違いをチェック

Z870NとZ870Mはどちらも豊富な接続端子を備えており、周辺機器との互換性も十分です。
HDMI端子は4系統あり、うち2つはHDMI2.1に対応しているため、4K120pの入力にも問題なく対応できます。

USB端子は合計4つあり、録画用HDD接続、周辺機器用、電源供給用などに分けて使用できます。
これにより、タイムシフトマシン用のHDDと通常録画用のHDDを同時に使える点も便利です。

背面レイアウトに関しては大きな差はありませんが、Z870Nでは配線のしやすさや端子の認識性が若干改善されています。
実際の使用レビューでも、「Z870Nの方が配線ミスが少なかった」「HDMIの位置が分かりやすい」といった声が見られます。

LAN端子や光デジタル出力、アナログ音声出力なども共通仕様となっており、サウンドバーやホームシアターとの接続もスムーズです。

多くの人にとって端子の配置は地味な違いに感じられるかもしれませんが、複数の周辺機器を常時接続したい方や、配線環境に制限のある方にとっては意外と重要なポイントになります。

ネット動画操作性とVOD対応の違い

Z870Nではネット動画に関する操作性が格段に向上しています。
最も大きな違いは、リモコンに搭載されたダイレクトボタンの数です。Z870MではVODボタンが少数だったのに対し、Z870Nでは12個ものダイレクトボタンが配置されています。

これにより、NetflixやYouTubeはもちろん、DAZNやバンダイチャンネル、NHKプラスなどへもワンタッチでアクセスできます。
特にアニメやスポーツに強いサービスがボタンに含まれているため、利用頻度の高い方には利便性の高い設計です。

さらに、Z870Nは「ざんまいスマートアクセス」がネット動画にも対応しています。
これまで地デジ番組を検索できたこの機能が、VODコンテンツにも拡張され、よりシームレスに視聴が可能になりました。

Z870Mでも主要な動画配信サービスには対応していますが、検索機能やショートカットの使いやすさでは一歩劣る印象があります。

動画視聴を頻繁に行う方、複数のサブスクサービスを使っている方にとって、Z870Nの強化された動画機能は確実にメリットになるでしょう。

実際の口コミで見る満足度と不満点

両モデルとも、口コミではおおむね高評価を得ていますが、それぞれに異なる評価ポイントがあります。
Z870Nでは「画質の明るさと深み」「リモコンの便利さ」「音の立体感」などが多くのレビューで評価されています。

特にMini LEDの明るさに関しては、「昼間でもしっかり見える」「黒が本当に黒く見える」といった具体的な感想が多く、進化を実感できる点が強みです。
また、Bluetoothリモコンにより「反応が早くなった」「操作感がスムーズになった」との声も目立ちました。

一方で、「明るすぎて目が疲れる」といった指摘もあり、明るさの自動調整機能があるとはいえ、環境によっては調整が必要です。

Z870Mの口コミでは、「価格の割に高画質」「立体音響が良い」「操作がシンプルで使いやすい」といった声が多く見られました。
タイムシフトマシンの便利さも多くのユーザーが高評価しており、基本機能に関する満足度は非常に高いモデルです。

ただし、「リモコンの反応がやや鈍い」「もう少し明るさが欲しい」といったマイナス意見も一部ありました。
価格を抑えた分、最新機能や操作性に関してはZ870Nほどの完成度ではないという評価です。

消費電力・省エネ性能の違いを比較

消費電力に関しては、Z870Mが約210W、Z870Nが約245Wと、Z870Nの方がやや高くなっています。
これは新開発のMini LEDパネルや高性能プロセッサの搭載によるもので、画質向上とのトレードオフといえます。

ただし、年間消費電力量で見ると、Z870Nが121kWh/年、Z870Mが125kWh/年と、逆にZ870Nの方が省エネとなっています。
これは、おそらくバックライト制御や省電力モードの最適化が進んでいるためだと考えられます。

環境性能を示す省エネ基準達成率では、Z870Nが101%、Z870Mが98%で、どちらも一定の基準をクリアしていますが、Z870Nの方がわずかに優秀です。

毎月の電気代で大きな差になるわけではありませんが、より長期的な視点で見ると、Z870Nの方がわずかにランニングコストを抑えられる可能性があります。

型番ごとの価格差とコスパの判断基準

価格面では、Z870Mの方が安価で購入できることが多く、2025年春時点での55型モデルの最安価格は、Z870Mが約143,000円、Z870Nが約170,000円前後となっています。
その差はおよそ3万~4万円程度です。

この価格差をどう見るかが、選ぶうえでの重要な判断材料になります。
Z870Nは画質、音質、ゲーム機能、ネット動画対応、録画支援機能など、多くの面で強化されていますが、Z870Mも基本性能が高いため、「とにかく新しい機能が欲しい」という人以外は満足できる仕様です。

ただし、VODやゲームを頻繁に利用する方、家族で多用途に使いたい方は、Z870Nの上位性能に十分な価値があります。
一方、主に地デジ視聴や録画がメインという方には、Z870Mのコストパフォーマンスの高さが魅力です。

また、ネット通販で購入すれば、ポイント還元や配送設置サービスが受けられることもあります。
店頭よりも安く購入できることも多いため、価格差を活かしてより賢く選ぶには、通販サイトの活用も検討してみてください。

55Z870Nと55Z870Mの違いまとめ

ここまで紹介してきた「55Z870N」と「55Z870M」の違いを、あらためて整理しておきます。
どちらもREGZAの上位モデルとして完成度が高いですが、細かい仕様や機能の進化により、選ぶポイントが変わってきます。

以下に、主な違いを箇条書きでまとめましたので、購入前の参考にしてください。

  • 発売年の違い:Z870Mは2023年、Z870Nは2024年の最新モデル
  • パネル性能:Z870Nは新開発Mini LEDで輝度が約1.3倍に向上
  • 映像エンジン:Z870NはAI処理が強化された2024年版ZRを搭載
  • ネット動画処理:Z870NにはバンディングスムーサーやAIビューティ搭載
  • 録画機能:「番組こねくと」「推し活リスト」などZ870Nだけの新機能あり
  • 音響面:どちらも60W出力だが、Z870Nはスポーツモード追加で臨場感UP
  • リモコン:Z870NはBluetooth対応&ダイレクトボタンが12個に増加
  • ゲーム性能:Z870Nは144Hz(※55型は120Hz)、応答速度も高速化
  • ゲームモード:ジャンル別のプリセット設定やポインター機能がZ870Nに新搭載
  • 背面端子:数は同じだがZ870Nはより配線しやすいレイアウトに
  • ネット動画対応:Z870Nは対応サービスと検索性がさらに拡張
  • 口コミ傾向:Z870Nは高機能評価、Z870Mはコスパ評価が多め
  • 消費電力:Z870Nは245Wだが、年間電力量ではより省エネ
  • 価格差:55型で約3〜4万円ほどZ870Nが高価(2025年春時点)
  • 選び方の目安:新機能を求めるならZ870N、予算優先ならZ870Mがおすすめ

どちらを選んでも後悔の少ないモデルですが、「画質・操作性・録画・ゲーム」などの要素にどこまでこだわるかで最適な選択が変わってきます。

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